墓じまいとは、現在あるお墓を撤去して、別の場所で供養することです。
「後継者がいなくなってしまった」
「遠方でなかなかお墓参りに行けない」
「高齢になりお墓参りに行くことが難しい」
これらの理由で、墓じまいを検討する人は増えてきています。
しかし、いざ墓じまいをしたいと思っても、どこに相談したら良いのか分からず悩んでしまいます。
そこで今回は、墓じまい「日本改葬協会の山本千里」監修のもと、
“墓じまいの相談窓口は?専門家が教える|トラブル解決法“を徹底解説します!
墓じまいを検討している人は、ぜひチェックして参考にしてくださいね。
✅墓じまいの相談窓口|悩み別でも紹介します
✅墓じまいのトラブル事例|解決法を専門家が教えます!
✅墓じまいをスムーズに行なうためには!?7つのステップを大公開!
✅墓じまい代行業者とは!?代行業者ができること
墓じまいの相談窓口は?
「墓じまいをしたい」と思ったときや、墓じまいを進めるうちに悩み事が出てきたとき、どこに相談したらよいのでしょうか。
●親族
●寺院
●改葬先や石材店
●地域の自治体
●墓じまい代行業者
など、主に5つの相談窓口があります。それぞれ詳しく解説します。
親族に相談する
まず一番最初に相談すべきところは、”親族“です。
自分たちや家族が墓じまいをしたいと思っていたとしても、これまで同じように先祖を守ってきた親族の皆が、同じ想いとは限りません。
墓じまいは、自分たちだけの問題ではないですし、撤去してしまっては元通りにはできないので、親族皆の意見を聞く必要があります。
墓じまいをしたいということだけではなく、墓じまい後の供養の仕方についても相談しましょう。
相談したときに、お墓を自分たちが管理したいという親族がいるかもしれません。
その場合、墓じまい自体不要になるので、注意しましょう。
寺院に相談する
親族の了解が取れたら、いよいよ墓じまいに向けて寺院に相談しましょう。
普段から寺院の方と話をしている人は直接会って話ができますが、近い関係性ではない人も多いはずです。
その場合は、まずは電話かお手紙で、これまでの感謝の気持ちを伝えつつ、墓じまいをしたい気持ちを伝えましょう。
寺院に墓じまいを伝えるときのポイントは以下の2点です。
①これまで供養してくれた感謝をまずは丁寧に伝える
②「後継者がいない」「高齢でお墓参りに行けない」など、今後無縁墓になってしまうことを伝える
ただ墓じまいをする旨を伝えるだけでは、トラブルになってしまうことがあります。
大切なポイントをおさえ、電話などで相談したあと、直接お会いして相談しましょう。
改葬先や石材店に相談する
墓じまいを進める前に、すでに改葬先の寺院や、撤去をしてくれる石材店が決まっている場合は、困ったときに相談するのも1つの方法です。
とくに、石材店は委託業務で改葬先の霊園などと提携している場合もありますので、良い霊園先を紹介してくれる可能性もあります。
地域の自治体に相談する
自治体により、墓じまいの補助金を出しているところもあります。
墓じまいの墓石撤去費用の一部を助成している自治体もあり、自治体によって助成内容が変わりますので、まずはお墓のある自治体に相談してみましょう。
地域によって、無縁墓を増やさないようにするために、墓じまいを推奨している場所もあります。
後から、実は補助金が出た・・・ということもありますので、まずは確認してみてくださいね。
墓じまい代行業者に相談する
墓じまいには、”代行業者“がいます。
離檀のアドバイスや面倒な行政書類などの代行、墓石の撤去や改葬先の紹介など、墓じまいのプロが一から全てサポートしてくれます。
ほとんどの人が墓じまいは初めてになるので、知識も何もない・・・!という人は、代行業者に相談してみましょう。
無料相談や見積りなども対応してくれるので、気軽に相談できますよ。
墓じまい”悩み別”の解決策は?
墓じまいで悩んだときの相談窓口について解説しましたが、何に悩んでいるかによって、相談窓口は変わってきます。
そこで、よくある悩みについて、パターン別で解決策を解説します。
墓じまいは、周りに相談できることではないので、一人で悩みがちです。
以下を参考にして、一人で抱えず相談してみましょう。
墓じまい”寺院”との悩み相談
寺院について悩みを抱える人も多くいます。
とくに、宗教に詳しくない場合、それぞれの宗教のしきたりなどが理解できないと、悩んでいても相談できなかったりします。
離檀を断られないか心配なのです。
離檀料を高額請求されたなんて話も聞いたことがあり、なかなか離檀したいことを
寺院に相談できずにいます。
離檀とは、寺院とのご縁をきり、寺院に対して経済的な支援をなくすことです。
寺院は、檀家からのお布施やお墓の管理費などで成り立っていますので、離檀されることを避ける寺院もあります。
スムーズに離檀するためには、事前に電話かお手紙で感謝の気持ちを伝えつつ、墓じまいをした旨を相談ベースでしましょう。
それでも難しい場合は、以下の機関に相談するとよいアドバイスがもらえます。
●墓じまい代行業者
●地域の自治体
●寺院に詳しい親族
墓じまい”石材店”との悩み相談
石材店との悩みを抱える人も多くいます。
なぜなら、普段の生活で石材店と関わることはほぼなく、知識もないので困ったときになかなか相談ができません。
丁寧に墓石を撤去してくるか心配です。
隣のお墓を傷つけてしまったらどうしよう・・・と思うと、石材店選びに
悩んでしまいます。
石材店はお墓や墓石の撤去・設置などのプロなので、ほとんど心配はいりません。
例外として、以下のような場合は、石材店を選ぶときに注意が必要です。
実績のある石材店を選ぶようにしましょう。
●形状が特殊なデザイン墓
●隣のお墓と極端に隣接している
●傾斜のあるところにお墓がある
●墓地にクレーンなど重機を入れることができない
墓じまい”親族”との悩み相談
墓じまいを行なう上で、親族との悩みを抱えると不安が大きくなります。
親族に墓じまいを反対されないか不安です。
でも、だからといって、お墓の管理を続けるのは難しいしどうしたらよいのでしょうか。
お墓は、親族それぞれが先祖を大切に思い、引き継いできたものです。
お墓を無くすという考えを持っていない親族もいるでしょう。
しかし、年に一度お墓参りに行く程度で、お墓の管理などをしてくれるわけではありません。
●この先、管理をし続けることが困難であること
●お墓という形ではないが、別の形で供養をし続けること
これらを丁寧に伝え理解してもらい、皆が納得したかたちで墓じまいを進めましょう。
墓じまい”費用”の悩み相談
墓じまいを行なう上で、費用のことで不安を感じる人は多いでしょう。
墓じまいをしたいけれど、一体いくらくらい費用がかかるのかしら?
高額請求をされてしまったらどうしよう・・・と不安です。
墓じまいは初めて行なう人が多いので、どのくらい費用がかかるのか全く想像できません。
また、費用が払えなかったらどうしようと不安になる人もいます。
墓じまいの費用を少しでも安くするためには、「手元供養」や「散骨」にすることで、改葬先の費用がかからずコスト削減になります。
それでも費用を払うことが難しい場合は、以下に相談しましょう。
●お墓のある自治体の補助金を利用する
●メモリアルローンを組む
●親族に相談して援助してもらう
墓じまい”手続き”の悩み相談
墓じまいを行なう上で、流れや手続きの仕方、また、どのような書類が必要なのかわからず悩んでしまう人もいます。
墓じまいをするのに書類提出が必要だなんて知らなかったけれど、一体どうしたら良いのでしょうか。
事務的な手続きが苦手なので、墓じまいがなかなか進みません。
お墓を立てたり、葬儀をしたりしたことのある人は、手続きが面倒くさいと思ってしまうでしょう。
しかし、供養などの手続きよりも比較的簡単に手続きができます。
●親族に相談
●新たな改葬先や供養方法の決定
●役所での手続き
●墓じまい
●遺骨の供養
これらの準備を段階をおって行なえば、スムーズにできます。
それでも手続きに不安のある人は、”墓じまい代行業者”に依頼するとよいでしょう。
行政書類の代行もサポートしてくれます。
墓じまいで多いトラブルとは?
墓じまいの悩みを、周りの人になかなか相談できずにインターネットで調べている人は多くいます。
そこで、墓じまいでどのようなトラブルが多いのか以下にご紹介します。
●親族と揉めてしまっている
●寺院から離檀料を高額請求された
●離檀させてもらえない
●石材店から高額請求された
墓じまいをする前から意見が分かれ、親族と揉めてしまい疎遠になってしまうこともあります。
また、費用面でも寺院や石材店とトラブルになり悩んでいる人もいます。
このようなトラブルは、ちょっとした配慮や事前の知識を入れておくだけで解決できることでもあります。
スムーズに墓じまいができるよう、記事を最後まで読んでぜひ参考にしましょう。
墓じまいトラブル事例&解決法は?
墓じまいをスムーズに進めるためには、事前の調査や丁寧な話し合いが必要です。
トラブルが起こってから「こんなはずじゃなかった」「墓じまいなんてしなければよかった」と後悔しないためには、何が必要なのでしょうか。
次に、墓じまいでよくあるトラブルの事例と解決法をご紹介します。
ぜひチェックして、心づもりをしておくとよいでしょう。
墓じまい”親族間”のトラブル事例&解決法
親族間でのトラブルで多いのは、以下の2つです。
①墓じまいを親族に反対されてしまった
②本家のお墓を受け継ぐのが負担になってしまった
お墓を管理するが大変だし、後継者もいないので墓じまいをしようと親族に相談をしたところ、「お墓参りが出来なくなる」と反対されてしまいました。
お墓をどう管理していくか権限を持っているのは承継者ですが、法律でどうのこうの言っても解決はしないのが現状です。それは、親族であれば、お墓参りは誰にでもある権限だからです。親族に事前に必ず相談をするときには、無縁墓になってしまったらという不安があるということを伝え、墓じまいをするべきなのか、管理を親族でどのようにしていくのが良いのか相談ベースでするとよいでしょう。
墓じまい”寺院”とのトラブル事例&解決法
墓じまいをするには、お墓を管理している寺院から「埋葬証明書」を発行してもらう必要があります。
しかし、墓じまいをするということは、寺院から離檀をすることになるので、なかなか離檀させてもらえなかったり、離檀料を高額請求されてしまうことがあります。
離檀料の相場は、3万円~20万円くらいと聞いていたのに、寺院に相談したら
50万円も請求されてしまいました。払わなければいけないのでしょうか。
離檀料は、法律的に支払わなければいけないものではありません。
(お墓を建てたときの契約書に離檀料の記載があるときは除く)高額な離檀料を請求されたときは、まずは2者間で話し合いの場を設けることが大切です。
離檀料は「お布施」なので、今までの感謝の気持ちをもって冷静に話をしましょう。また、穏便に話をするために大切なポイントをご紹介します。●これまで供養してくれた感謝の気持ちを伝える
●日頃お墓参りになかなか行けずお詫びする
●後継者がいないため、無縁墓になってしまうことを伝えるそれでも解決しない場合は、弁護士など専門家に依頼しましょう。
墓じまい”石材店”とのトラブル事例&解決法
お墓の解体・撤去は石材店が請け負います。
しかし、中には悪質な業者もいるので、トラブルになることがあり注意が必要です。
墓じまいで撤去してもらった墓石が不法投棄されていて、とてもショックを受けました。まさかこんなことをする業者がいるなんて、料金を返金して欲しいです。
通常、墓石は破砕処理をした後、土木工事などのリサイクルになります。
しかし、墓石の破砕処理には費用がかかるので、悪質な業者は費用を浮かせるために不法投棄や山中に埋めたりすることがまれにあります。不安な場合は、産業廃棄物に関する書類である「マニフェスト」が必ずあるので、見せてもらえるか確認してみましょう。
墓じまい”よくあるトラブル”相談先は?
墓じまいでのトラブルに見舞われたときは、以下に相談してみましょう。
●寺院とのトラブル:弁護士・寺院の本山・自治体
●解体業者とのトラブル:弁護士・国民生活センター
●墓じまいの手順や手続きのトラブル:自治体・墓地管理者
そのほか、墓じまい代行業者に頼るのも1つの方法です。墓じまいのプロが丁寧にフォローしてくれますよ。
墓じまいをスムーズに行なうための7つのステップ!
墓じまいをスムーズに行なうためには、正しい手順で行なうことが大切です。
手順を間違えてしまうと、親族や寺院などとのトラブルに発展してしまう可能性があります。
ここでは、墓じまいの7つのステップを詳しく解説しますので、ぜひチェックしてください。
1)親族に相談
まず、親族に必ず”墓じまい”をしたい意向があることを相談しましょう。
お墓は、ご自身だけではなく、これまで先祖代々守ってきた親族にも関わることです。
管理してはいないけれど、年に一度はお墓参りに来ていることもあります。
ご自身の家庭の判断で墓じまいを勝手にしてしまい、親族間で揉めるケースは多々あります。
必ず、墓じまいを行なう前に、親族に事前に相談し、理解を得ておくことが大切です。
2)改葬先を決める
墓じまいを行なうことが決まったら、墓じまいをした後に供養をする場所(改葬先)を決めましょう。
墓じまいをしたときに改葬先が決まっていないと、墓地が空いていなかったり、納骨ができない場合があります。
空きがないと遺骨を移動できませんので注意しましょう。
改葬先が決まったら、”受入証明書“を発行してもらいましょう。
受入証明書は、墓じまいの手続きで必要になるので大切に保管してください。
3)寺院に墓じまいの相談をする
ここまできたら、寺院に墓じまいの相談をしましょう。
突然、墓じまいをしますという話をすると、寺院側もよくは思いません。
まずは、電話か手紙で、墓じまいの相談をしたい旨を伝え、その後直接お会いして相談するとよいでしょう。
その際には、これまで供養してくれた感謝の気持ちを伝えることが大切です。
寺院の許可が下りないと、墓じまいはできなくなりますので、寺院側とトラブルにならないよう注意しましょう。
4)改葬の手続き
改葬の手続きは、現在お墓がある自治体の役所で行ないます。
改葬許可申請書を提出し、事前に作成してもらった「埋葬許可証」と「受入証明書」を提示することで、「改葬許可証」を発行してもらえます。
改葬許可証は改葬先に提出しなければならない書類ですので、大切に保管してください。
墓じまいのときに必ず必要になります。
5)閉眼供養
墓じまい当日、遺骨を取り出す前に、”閉眼供養“を行ないます。
閉眼供養とは、墓石の故人の魂を抜いてもらう儀式です。
「墓石」には、故人の魂が宿っていると言われているためです。
故人の魂を供養してから墓じまいをしないと、先祖に申し訳ない気持ちになるでしょう。
閉眼供養をしなければ、石材店などに墓石の撤去を断られてしまいますので、コストを削減したいからといって、閉眼供養をしないのはNGです。
6)墓石の解体・撤去
遺骨を取り出してもらったら、墓石の解体・撤去を行ないます。
石材店が請け負うことが多いです。
墓石の解体時は同席しない方が多いです。
改葬証明書を提示することで解体・撤去が可能になります。
7)改葬先への納骨
遺骨を墓石から取り出したら、改葬先に納骨となります。
ここで、ようやく墓じまいが完了します。
納骨方法は、親族でも意見が分かれることもあります。
霊園などに納骨するのか、散骨するのか、永代供養するのかなど、供養方法もしっかりと親族で話し合っておくことが大切です。
墓じまいトラブル回避法は?
墓じまいを行なう上で、親族と揉めたり、隣のお墓からクレームがきたり、思いもよらないトラブルに見舞われることがあります。
しかし、事前にトラブル回避法を知っておくことで、スムーズな墓じまいができます。
ここでは、よくあるトラブルの回避法をご紹介します。
墓じまい親族トラブル回避法は?
墓じまいを行なう上で、親族間で揉めることが多々あります。
とくに、費用をどう折半するかなど、金銭問題で揉めてしまいます。
そもそも、墓じまいの費用には最低でも以下のようなものがあります。
●墓石解体・撤去
●離檀料
●改葬先の費用
●閉眼供養
●行政手続き
だれがいくら支払うのか、親族で集まり事前に話をしておくことで、トラブル回避しましょう。
墓じまい石材店とのトラブル回避法は?
墓石の撤去を請け負う石材店から高額請求をされてしまいトラブルになるケースがあります。
事前にトラブル回避するためには、以下2つのことに注意しましょう。
●実際に墓石の現地を確認してもらう(遠方などで無理な場合は写真を見てもらう)
●事前に正確な見積もりを出してもらう
また、墓石の撤去費用の中に、処分費が含まれているのか、どこまでサポートしてくれるのかもしっかりと確認しておくことで、トラブル回避に繋がります。
墓じまい隣のお墓とのトラブル回避法は?
お墓には、ひとつの区画に複数のお墓が並ぶ「連結墓地」があります。
一族や団体の墓地で、基礎が地続きになっていたり、外柵があったりします。
1つだけを墓じまいする場合、墓石を撤去したあとの修復工事費用もかさみます。
隣のお墓を傷つけてしまわないよう、経験値の高い石材店に依頼したり、周りの墓地を所有している親族にも事前に相談し修復費用などについても決めておきましょう。
墓じまい代行業者ができること
自力で墓じまいをするには、知識がないとかなりの負担になります。
相談する場所もトラブル内容によりさまざまなので、不安になる人も多いです。
そんなときは、墓じまいのプロである、墓じまい代行業者に依頼するのも1つの方法です。
●行政書類の手続き
●改葬先の紹介
●墓石の撤去
●離檀やさまざまなトラブルのサポート
などを行なっています。
それぞれ詳しく解説します!
行政書類の手続き
墓じまいを行なうためには、行政書類の手続きが欠かせません。
しかし、お墓のある自治体が遠方で書類手配ができなかったり、必要書類が分からず間際にバタバタとしてしまtぅたという方も多くいます。
墓じまい代行サービスに依頼をすれば、行政書類の提出を代行して行なってくれます。
記入はご自身で行わなければなりませんが、分かりにくい書類をご自身で理解するには時間も手間もかかるので、効率よく依頼することをおすすめします。
改葬先の紹介
墓じまいをしたあとの改葬先に悩む人も多くいます。
供養場所は全国どこでもあるので、その中からご自身の要望に合った改葬先を、代行業者は提案してくれます。
墓石の撤去
墓石の撤去は、一般的には石材店が行ないます。
代行業者を挟んで、石材店に依頼する流れになります。
ご自身で墓じまいを行なう場合は、ご自身で石材店に依頼しなければなりませんので、コミュニケーションを取るのが苦手な方や、各所関係機関に手配をするのが面倒な場合は、代行業者に一括で依頼するのをおすすめします。
関係各所とのトラブル相談
寺院や親族、石材店などとトラブルになることが多いというお話をしましたが、トラブルになってしまった場合、墓じまい代行業者は相談にのってくれます。
直接トラブルを解決することはできませんが、相談することで、解決方法をアドバイスしてくれます。
墓じまいは周りに相談できる内容でもないので、経験豊富な代行業者に依頼することで、安心して墓じまいを行なえます。
墓じまい代行業者なら気楽に相談できる!
墓じまい代行業者は、近年、人気が出てきています。
気楽に相談ができたり、相談と見積を無料で出してくれる業者も多々あるので、知識のない初めての墓じまいにはぴったりです。
そこで、人気の高い”墓じまい代行業者”を3社紹介します。
わたしたちの墓じまい
参考URL:https://kaiso.or.jp/haka/
わたしたちの墓じまいは、全国各地、どこでも墓じまい代行を行なっています。
●改葬範囲:日本全国
●行政書類手続き代行◎
●墓じまい後の供養サポートも◎
~お客様の声~
子どもが娘しかいないので、負担を掛けたくなくて墓じまいをお願いしました。
そんな矢先御社を紹介していただき、墓じまいサービスを利用しました。スムーズに行っていただき、無縁墓にもならずに済んだのでとても助かりました。ありがとうございます。
お寺の檀家でしたが、維持費が高いのが悩みでした。今後、子どもや孫の負担になるのではと思い、共同墓地にすることに決めました。家族も賛成してくれて、悩みも解消されたので、気持ちが楽になりました。
ミサワの墓じまい
参考URL:https://orient-wave.com/lp2/ohaka/?_rt_ck=2807.231003175988
ミサワの墓じまいは、費用も業界最安値に挑戦している、経験豊富ながら低コストで墓じまいができます。
●プラン内でできることが多い
●業界最安値に挑戦中
●全国対応可能ながら料金はどこでも一律
~お客様の声~
8月の暑い中にも関わらず、とても丁寧に対応してくれました。
墓じまいをしようと決意したものの、何をしたらよいのかわからず思い悩んでいたところ、御社のサイトが目に留まり、とてもわかりやすく説明をしてくださり、助けられました。
仕事の都合で、平日は電話対応が難しかったので、全てメールで対応してくださいましたが、スムーズに墓じまいができました。
また、墓じまいの写真なども添付してくださり、とてもわかりやすく丁寧で、安心して墓じまいができました。
イオンのお葬式
参考URL:https://www.aeonlife.jp/rebury/
イオンの墓じまいは、お客様第一をモットーに、お客様に寄り添いながらも低コストで満足いただけるよう努めています。
●全国一律での料金対応なので安心
●改葬先の紹介バリエーションが多い
●ワンセット20万円からという低コストながら対応が丁寧
~お客様の声~
初めての墓じまいで不安だらけでしたが、見積もりもわかりやすく、説明も丁寧でした。また、見積もりが変わったときも迅速に対応してくださいました。
お蔭様で、無事墓じまいができて感謝しています。
イオンカードの割引もあり、価格も低コストでできたので安心して墓じまいができました。担当の方のお人柄もよく、期待以上の対応をしてくださり満足しています。有難うございました。
まとめ
墓じまいの相談窓口は?専門家が教える|トラブル解決法を徹底解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
墓じまいは、初めて行なう方ばかりですので、さまざまなトラブルで悩んでしまう方も多いです。
トラブルになってしまったら、一人で悩まず、ご紹介した専門家に早めに相談しましょう。
また、墓じまいでは、個人個人の死生観や価値観が交差します。
「親族皆がお墓参りしやすくなるからいいや」
「先祖代々守ってきたお墓を解体するなんてありえない」
などと、親族の理解なしに進めてしまうとトラブルになりかねません。
墓じまいをしても、供養する方法があることなど、しっかりと説明して理解してもらうことが大切です。
墓じまい代行業者に依頼するメリットは?流れや相場・選び方を解説!
離檀料の相場はいくら!?よくあるトラブル事例や解決法を徹底解説!