ポイント① 節約の一歩は、日頃の知識から!
付き合っている彼がいて、このまま付き合うんだったら、「結婚」してもいいかな?この彼とだったら、幸せな家庭を築けるかもしれないと思っている女性は多くいらっしゃると思います。
「いつか」「これから」と思っている女性、「結婚」を多少意識している女性の常識ってどのくらいが普通なのでしょうか?
ご存じですか?サムシング・フォー!
サムシング・フォー (Something Four:和製英語) は、結婚式における欧米の慣習です。結婚式で花嫁が以下の4つのものを身につけると幸せになれるといわれています。
なにかひとつ古いもの (Something Old)
祖先、伝統などをあらわすそうです。先祖代々伝わった、あるいは家族から譲られた宝飾品を当てるのが一般的ですが、母や祖母の結婚衣裳、または結婚衣裳に使われたヴェールやレース、リボンなどの飾りなどを使用することもあるようです。
なにかひとつ新しいもの (Something New)
これから始まる新生活をあらわします。新調したものなら何でも良いが一般的には白いものを用意するようです。花嫁衣裳の一部である白いサテン製のパンプスやグローブなどをこれに当てることが多いようです。
なにかひとつ借りたもの (Something Borrowed)
友人や隣人との縁をあらわします。幸せな結婚生活を送っている友人や隣人から持ち物を借りることで、その幸せにあやかる意味があります。ハンカチやアクセサリーを借りるのが一般的だそうです。
なにかひとつ青いもの (Something Blue)
聖母マリアのシンボルカラーである青、つまり純潔をあらわします。このサムシング・ブルーは目立たない場所につけるのが良いとされており、白いガーターに青いリボン飾りをつけたものを用意するのが一般的だそうです。
ポイント② 節約の基本は自分たちで手配すること
そうなんです!!節約の基本は自分たちで手配することなんですよ。先ほどのサムシング・フォーは全部自分たちでできることなんですよね。些細なことではありますが、サムシング・フォーを実際に身に着けることで特別感が増しませんか?これを実行するだけで、いくらかの節約につながりますよ。
おばあちゃんの指輪、新しいグローブ、友達に借りた髪飾り、青いリボンなど、式場で手配してもらうとまた請求金額に上乗せされてしまいますよね。
ポイント③ 代表的な会場はレストランウェディング
本当に節約するには、なんでも自分たちで手配するのが一番安くあがります。代表的なものがレストランウェディングだと思います。
挙式会場探し、衣装手配、披露宴会場の手配、招待状制作に発送、引き出物など、結婚式場はこれらを代行してくれる代わりに、手数料で価格が高い設定になっています。結婚式場で披露宴をやるなら、衣装や引き出物の類は提携先がありますし、食事もある程度決まっているため、節約できる部分は少ないでしょう。
ポイント④ 金額とやりたいこととのバランスを
かつてはレストランウェディングと言えば、肩の力が抜けた、アットホームでカジュアルなものという印象が強いものでした。とくに「金額が安い」というイメージがあり、今もそれが先入観にあるカップルも少なくないようですが、オーナーシェフなど知名度のあるレストランなどでは、コース料理の価格が他の会場タイプよりもはるかに高額になる場合もありますし、世界基準のサービス、宗教上のサービスが徹底しているなどスタイルは様々です。レストランという大きなくくりでなく、そのお店のスタイルを知り、内容や予算がトータルでふたりに合うかよく見極めて選んでくださいね。
ポイント⑤ このレストランを選んだポイントが必要!
レストランをウェディング会場として選ぶとき、料理はもちろんのこと、「このレストランだから」と説明できるような理由を持っているかがポイントになります。控え室やトイレ、音響照明などパーティのための設備がないことも多く、特に立地やレストラン内の移動ではゲストにとって便利とは言えない場合もあると思います。
ふたりが普段から利用しているお気に入りの場所であるとか、何かのイベントがあった思い出の場所であるとか、料理や雰囲気が好きなど「ここだから」という理由があると周囲も積極的に協力してくれるはずです。
周囲の協力も節約の第一歩ですよ!
ポイント⑥ 料理をおいしく食べてもらうための工夫を
レストランウェディングでは、やはり料理への期待があります。そのためには、メニュー決めや金額だけでなく、いかに「おいしく食べてもらうか」も大切です。たとえば写真を撮ったり、参加型演出など、席を立って食事の手を止めるような場面が多いと、出された料理を最適のタイミングで食べてもらえない場合もあります。料理にこだわるなら、食べてもらう空間づくりや雰囲気、イベント全体にも気を使いたいですね。
招待客の満足度によっては、結婚自体がケチで貧相な印象を与えかねませんよ。
ポイント⑦ レストランウェディングの料金はシンプル
私はレストランを併設している教会で挙式をし、そのレストランで披露宴をしました。
私の場合の最初の見積もり料金は、挙式料6万7,000円と料理代金(会場費含)のみのシンプルな構成です。
6万7,000円は、挙式料と挙式にかかる費用、結婚証明書、神父さんの金額が含まれています。料理代金は、いくつかのランクがありましたが1人1万2,000円のコースでお願いしました。
教会が本物のカトリックでしたので、案外安かったのかもしれないですね。
本契約をする前に、概ねのお見積りをもらうことは、節約の為に必要ですよ。
ポイント⑧ 友人たちの協力にも甘えよう
友人たちの協力に甘えるって、なかなかできませんよね。友人の友人がイベント会社に勤めていたり、みんな働いているといろんなコネクションがありますよね。
私の友人の挙式は、バルーンだらけでした。
バルーンは自分で準備すると意外と安いもので、自分たちで準備するとなると多少大変ですが、友人の協力などを得られるとなかなか派手な演出になりますよ。周囲を見渡してみましょう。
でも、日々の友人関係を大切に過ごしている人に限られるかもしれませんね。
ポイント⑨ 人前式も考えてみよう
レストランなので、「人前式」も検討してみましょう。人前式とは、チャペルや神殿を使わず、ゲストの前で宣誓文を読む簡単なスタイルの挙式です。人前式にするだけでレストランでは、挙式料金が半額なるなどの交渉も可能ですよ。
ポイント⑩ 高砂を利用しないプランを検討しよう!
「高砂(たかさご)」ってわかりますか?結婚式場によっては、新郎新婦が一段高いところにいるアレです。レストランウェディングは、テーブルの配置が自由にできるため、高砂を使わず同じテーブルに着席して、招待客と近い距離で結婚式を挙げ、一緒に食事をとることができます
披露宴の高砂スタイルが豪華だと思える人にはいい案ですよね。また、レストランで高砂を設置するだけで追加料金になっている場合があります。セッティングにも人件費がかかっていますので、こちらも値引の対象になるかもしれません。ぜひ、検討してみてくださいね。
ポイント⑪ お料理の自由度が高い!
普段、料理を専門に出しているレストランやカフェだからこそ提供できる、出来立ての美味しい料理。コースはもちろん、オリジナルメニューも作成可能です。予算についても相談にのってくれるはずですよ。
レストランウェディングの感想などの中に「通路が狭かった」「控室が狭かった」という声が良く聞かれます。場所がレストランなので、招待客の人数にも制限がありますよね。
自分たちのスタイルに合った招待人数と適切な会場を選ぶことをオススメします。
普通のレストランに100人とか呼ぶとさすがに狭いですし、金額もかさみますよね。
それぞれの会場の良さを考えて、彼と相談して選んでくださいね。