[btn class=”big lightning”]結婚式のビデオを賢く節約する3の方法と注意点[/btn]
[voice icon=”アイコンURL” name=”新郎A” type=”r line”]料理やドレスにお金をかけても、演出やビデオは節約したい[/voice]
[voice icon=”アイコンURL” name=”新郎B” type=”r line”]高級式場に決めたけど、ビデオは節約したい[/voice]
このようにビデオの費用を節約したいと思う人が増えてきました。最近は無料の動画ソフトもあり、手軽に自作できるようになってきたことも要因です。しかし、すべてのビデオを自作できるわけではありません。ビデオの種類によって、安い業者と自作を使い分け、賢く節約することが重要です。
そこで今回、プロフィールビデオ、オープニングビデオなど、制作費の節約方法と、それぞれの注意点をご紹介します。とにかく安い方法を選んで失敗したということにならないためにも、正しい節約方法について学んでおきましょう。
[btn class=”bg big”]結婚式のビデオの種類[/btn]
まず、結婚式のビデオといっても、次のような種類があります。
・プロフィールビデオ・エンディングビデオ・オープニングビデオ・ダイジェストビデオ・記録撮影・余興ビデオ
1. プロフィールビデオ
別名、生い立ちビデオとも呼ばれています。新郎新婦の幼少期から今にいたるまでの写真を音楽と合わせたビデオです。
友人や知人の写真もところどころ入れることにより、会場全体で2人の成長、そして結婚までを楽しめる披露宴の定番ビデオです。
一般的には、中座のタイミングで流しますが、オープニングビデオの代わりに、披露宴の最初に流す人もいます。
2.エンディングビデオ
エンディングビデオ(別名エンドロール)は、結婚式と披露宴の間に撮影した映像を4分〜5分に短くまとめたビデオです。別名、「撮って出し」とも呼ばれおり、披露宴の最後に上映されます。
最近の披露宴のトレンドとして、ゲストに式を楽しんでもらうというものがあります。エンディングビデオは、ゲストも映っていますので最後に全員で楽しめることが人気の理由です。
また、エンディングビデオは、式の感動的なシーン、おもしろいシーンなどを音楽付きで上手に編集しています。今では、これがないと式が絞まらないと言われるほど、式を盛り上げる演出の一つになっています。
3.オープニングビデオ
披露宴の最初を飾るのが、オープニングビデオです。披露宴のコンセプトをゲストに伝える大切な役割があります。
特に最近はテンプレートではなく、オリジナルのビデオを作る人が増えています。例えば、映画のオープニングのように作ったり、カウントダウンを入れてみたり、披露宴全体の雰囲気を高めること間違いなしです。
4.記録映像
結婚式や披露宴の思い出は、時間とともに薄れていきます。5年後、10年後、当時の気持ちを思い出すためにも、式の最初から最後までの映像を編集し、一本にしたメモリアルビデオです。
5.サプライズビデオ
新郎新婦から両親へ、新郎から新婦へ。普段言えない感謝の気持ちや想いをビデオにして伝える方法です。
また、用事で参加できない友人からのビデオメッセージとして使う場合もあります。その場合は、新郎新婦側ではなく友人側がビデオを制作することが一般的です。
ポイント
どのビデオも2人の披露宴を盛り上げる大切な役割があります。この中であえて重要度をつけるとすれば、次のようになります。
プロフィールビデオ > エンディングビデオ > オープニングビデオ > サプライズビデオ> 記録映像
ゲストに楽しんでもらえるかをポイントとして選びました。プロフィールビデオ、エンディングビデオ、オープニングビデオは、会場全体で楽しめるので特に重要です。
[btn class=”bg big”]ビデオ制作の方法は4つ[/btn]
では、ビデオはどのように作ればいいのでしょうか?ビデオを作る方法としては、以下の4つ方法があります。
・式場の提携業者
・外部業者
・友人
・個人
ビデオを作る場合、まずは式場の提携業者を進められます。しかし、外部業者や個人で作るよりも割高になることが多く、節約をしたいのであれば、選択肢にはなりません。
そうなると、外部業者、友人、個人の三択となります。外部業者は、式場の提携業者よりも安くお願いでき、なおかつクオリティもある程度担保されています。全く費用をかけたくないということであれば個人、もしくはボランティアで協力してくれる友人と制作する方法もあります。
どの選択肢もメリット・デメリット、ビデオに対して向き不向きがありますので、本気で節約を考えている人は次の内容を参考にしてみてください。
向き不向き
それぞれ、ビデオの種類により向き不向きがあるので、次のように表にしてみました。
プロフィールビデオ | エンディングビデオ | オープニングビデオ | サプライズビデオ | 記録映像 | |
外部業者 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
個人 | △ | × | △ | ○ | × |
友人 | × | × | × | ○ | ○ |
外部業者は、どのビデオも対応してくれます。個人の場合は、エンディングビデオと記録映像は、外部にお願いしなければいけませんが、それ意外は対応可能です。
詳しく見ていきましょう。
[btn class=”bg big”]節約の方法その1:外部業者を使う[/btn]
外部業者は、撮影から、写真や映像の編集までを手掛けている会社や個人事業者です。会社紹介やウェディングの映像などを手掛けている、いわばビデオのプロフェッショナルと言える存在。映像の編集だけではなく、機材を使った撮影が必要な場合、心強い味方となってくれるでしょう。
外部業者に依頼する理由
■費用が安い
式場の業者は高いとお伝えしましたが、それには理由があります。式場に依頼する場合、業者の費用と式場の手数料がかかるからです。この手数料は、式場によっても異なりますが、外部業者にお願いする金額の2倍〜3倍になることがあります。
一方、外部業者は、式場の手数料がかからないため、費用を抑えることができ、節約をしたい人にはぴったりです。
■選択肢が豊富
映像を外注化する場合、費用とクオリティを天秤にかけることになります。式場の業者は、1社から多くて3社なので、狭い選択肢の中から選ばなければいけません。クオリティは高いことが保証されていますが、費用については安くはなりません。
しかし、外部業者を使えば、クオリティはそのままで費用の安い業者や、普通の業者にはできない特別な演出ができる業者など、様々な選択肢を持つことができます。他の人の結婚式と比べた時に、同じ映像ではなく、世界に一本しかないオリジナルの映像も作れますよ。
探し方
外部業者は、一般的に知り合いの紹介かインターネットで探します。GoogleやYahooで「結婚式 ムービー」や「結婚式 ビデオ」など検索してみると、山のように業者が見つかります。他にも、Youtubeに動画をあげたり、インスタグラムなどのSNSに動画を載せていたりする業者もいるので、比較的簡単に見つけることができます。
後悔しないための注意点
外部業者に依頼をして「失敗した」「後悔した」と感じることもあります。また、信頼性という部分でも、初めて連絡をとる業者に不安を感じる人もいるかと思います。後でもめないためにも、以下の4つを抑えておきましょう。
■式場は外部業者OKか? 外部業者を使うと考えているのであれば、早い段階でその意向を式場に伝えましょう。式場によっては、外部業者による撮影をNGとしていることもあるからです。時には、ゲストが一眼レフなどを持ち込むことを禁止している式場もありますので、契約をする前に外部業者OKか確認をしておきましょう。
また、最初は式の提携業者にお願いするという前提で契約をした後に、外部業者に変えることは原則できません。外部にお願いするかどうかは、契約前に決めておきましょう。
■持ち込み料の確認
持ち込みが禁止なところがあれば、持ち込みに別途料金がかかる式場もあります。例えば、プロフィールビデオを外部業者で制作し、流すだけということなら、費用は発生しない式場もあります。一方、エンディングロールや記録映像など、当時撮影が必要なものであれば、業者の入場料が取られることもあります。
こればかりは、式場によって様々ですので、事前に確認するようにしましょう。
■撮影NGの場所の確認
当日撮影が必要な映像の場合、業者が式場に入ることになります。式場としてもすべて撮影OKというわけではなく、チャペルはNGで披露宴の会場はOKということも・・・。
■外部業者と事前に打ち合わせ
式場の提携業者であれば、毎日のようにその式場で撮影し、映像を編集しているので慣れたものです。また、映像のクオリティもある程度担保されています。
しかし、外部業者の場合どうでしょうか?どのくらいのクオリティのものができるのかわかりませんよね。動画を見て下調べをしただけでは、十分ではありません。電話をして、詳細な説明を受けてみることをおすすめします。
また、エンディングビデオや記念撮影など当日に撮影が必要なものについては、集合場所やスケジュールの確認が大切です。集合時間に遅れた、編集する場所がなかったなど、トラブルになるケースがあるようです。
安くても信頼できる業者ベスト4
人生で特別なイベントである結婚式で、業者とのトラブルは避けたいですよね。ここでは、おすすめの業者を紹介しますので、外注選びの参考にしてみてください。
① わたしたちの結婚式
オープニングビデオ、プロフィールビデオ、エンドロールが19,000円から制作してくれる映像会社。感動から爆笑まで幅広く取り扱うのが特徴。
独特なオープニング
プロフィールビデオ
オープニングビデオ
② Happy Movie
オープニングビデオ、プロフィールビデオ、エンドロールビデオをそれぞれ29,800円から制作してくれる映像会社です。東京にオフィを置き、15名のクリエイターが新郎新婦の披露宴を一層素敵なものにしてくれるでしょう。
VIEMOで確認できます。
ホームページ
③ on Marrige
低価格、直前対応OKの映像制作会社。オープニング、プロフィール、エンドロールを合わせて35,000円という格安価格で対応してくれます。とにかく安くということであれば、おすすめです。
Youtubeで確認できます。
ホームページ
④ chouchou(シュシュ)
まるで映画のような映像が特徴。迫力ある映像が楽しめます。値段は39,000円から。
Youtubeで確認できます。
ホームページ
メリット・デメリット
最後に、外部業者のメリットとデメリットを簡単にご紹介します。
■メリット
・式の提携業者よりも格安
・自分で作る手間がかからない
・撮影から編集まで一貫してお願いできる
・自分の条件に合わせて選べる
■デメリット
・変な業者に当たってしまうとクオリティが心配
・式場によっては撮影できない場所がある
・式場によっては追加費用が必要
[btn class=”bg big”]節約の方法その2:友人に依頼する[/btn]
サプライズビデオや記録撮影をするなら、友人に依頼することもできます。他の、オープニングビデオなどは、友人が無料で編集してくれるというのであれば、お願いしてもいいでしょうが、外注か個人で編集するのが一般的です。
友人に依頼する理由
■費用の節約になる
サプライズビデオの場合、基本的には友人側が用意することがほとんどですので、もともと費用はかかりません。記録ビデオの場合、新郎新婦が自分たちでビデオを回せないため、業者もしくは友人にお願いしなければいけません。
業者の場合、すくなくとも編集までいれて20万円前後かかりますので、なかなか手が出ませんよね。友人にビデオを回してもらえば、一切費用はかかりません。もしくは、少し謝礼を払うというのもありでしょう。
失敗しないための注意点
■クオリティは求めない
友人が撮影のプロでなければ、クオリティは求めてはいけません。あくまでも、記念撮影として、ビデオカメラやスマートフォンなどで気軽に撮影してもらうだけでになるでしょう。というのも、式場によっては、プロの機材を持ち込むことを禁止しているところもあるからです。友人にお願いするときは、クオリティは求めない。これは鉄則です。
■友人もあくまでゲストの1人
友人もゲストの1人です。式を楽しんでもらうためにも、最初から最後までカメラを回してもらうのは少々酷です。友人も食事を楽しんだり、久々に会う友人と談笑したいからです。
■新郎新婦で勝手に決めない
友人に依頼する際には、業者を選ぶ際の一つの選択肢として考えておき、依頼をする前には受けてくれるか確認をしましょう。当然受けてくれるものだという姿勢だと、痛い目にあいます。責任大の仕事なので、受けてくれる人はなかなか少ないですよ。
■撮影後の編集は?
記録撮影をお願いした場合、式の映像は最初から最後まで撮れていたとしても、誰が編集するのでしょうか?まさか、友人ではないですよね?友人が率先的に編集をしてくれる場合を除き、自分で編集することになります。もしくは、編集だけ業者にお願いする方法もありますよ。
メリット・デメリット
最後に、友人に依頼した時のメリットとデメリットを簡単にご紹介します。
■メリット
・費用の大幅な削減
■デメリット
・クオリティにばらつきがある
・編集の問題がある
・そもそも受けてもらえない可能性もある
[btn class=”bg big”]節約の方法その3:自作する[/btn]
自作の場合、プロフィールビデオ、オープニングビデオ、サプライズビデオの3つを自作する選択肢があります。
個人で編集する最大のメリットは、制作費0円を実現できること。今はテンプレートなども豊富ですので、個人で撮影し編集する人が増えています。
<h3>初心者におすすめの編集ソフト3選択</h3>
「映像の編集なんてしたことない」という人のために、初心者でも簡単に映像の編集ができる無料ソフトを3つご紹介します。
■iMovie(Macユーザー向け)
Macの基本ソフトとして購入した時にインストールされています。無料編集ソフトの中でも、編集しやすいと人気があります。スマートフォンのアプリにもiMovieはありますので、スマホでも編集できますよ。
■Moive maker(Windows向け)
Windowsの基本ソフト。基本的な編集に必要な機能はすべて付いているので、初心者でも安心して使えます。
■Video Pad(Mac/Windows向け)
OSに関係なく使えるのが、Video Pad。基本的な性能はすべてついていて、無料。Webカメラの画像も取り込めるので、遠方の友人のメッセージも乗せれます。
メリット・デメリット
最後に、個人で編集した場合のメリットとデメリットをご紹介します。
■メリット
・費用が0円
・無料ソフトでも十分な映像が編集できる
・好きな画像も音楽もじっくりと選べる
・何度も修正できる
■デメリット
・撮影などが必要な映像は難しい
・編集ソフトに疎い人は苦労することも
・時間がかかる
[btn class=”bg big”]自作以外に節約する方法[/btn]
ここまで、結婚式のビデオを節約するための方法についてご紹介してきました。実は、もう一つ節約する方法があります。
それは、オープニングビデオとプロフィールビデオを一つにする方法です。プロフィールビデオはもともと、お色直しの時に流すのが一般的ですが、ゲストは談笑や食事に夢中です。そこで流すよりも最初に2人の馴れ初めを知っておくことで、ゲストも披露宴の雰囲気に入りやすくなります。
また節約にもなるので、披露宴の最初に流す人も少なくありません。
まとめ
節約をすると言っても、ビデオによってできないものがあることが分かったのではないでしょうか。とにかくお金をかけたくないという人は、自作するのが一番節約になります。
ただ、エンディングビデオについては、業者にお願いするしかないでしょう。また、記録ビデオについても優先順位は一番下にしましたが、永遠に記録を残すという意味でも、2人だけの思い出として作ってみてもいいかもしれません。