結婚式をロマンチックな教会で挙げたい。
そう願うカップルは多いですよね。
実は私たち夫婦もそうでした。
草彅剛さん・矢田亜希子さん主演の「ボクの生きる道」に2人で感動し、「絶対に教会で挙げようね」と誓いあい、すぐに教会めぐり。
そこには、意外なポイントが隠されていました。
1.挙式前に教会に通う回数
私たちはまず、互いの実家から通える教会に片っ端から電話をし、実際に現場に足を運びまくりました。
そこで教会の代表者の方とお話しをし、20カ所ぐらいめぐった末に挙式会場を決めました。
そこでまずポイントとなったのは、「挙式前に教会に通う回数」。
これは教会の信仰や方針によって様々です。
カトリックは、夫婦一緒にキリスト教について学ばなければならず、何度も勉強会に通うことも。
一方プロテスタントの教会は、さほど厳しくない様子。
打ち合わせには通いましたが、信仰やキリスト教云々のためではなく、「花をどこに置くか」とか「入退場の曲をどれにするか」といった割と事務的なことでした。
私たち夫婦は特に信仰を持っていないので、プロテスタントの教会を選びました。
2.写真撮影が有料か無料か。
これは結構落とし穴です。
教会の多くは、契約したカメラマンの撮影のみ可。
列席した親族が写真を撮ると、その分お金を取るというところが非常に多かったです。
しかもいずれも5万円以上で、アルバムを半強制的に作らせ、30万円ぐらいとるようなところもありました。
家族が撮影できないうえに、そんなお金を取られるのはどうにも釈然としないですよね。
そこでまわりにまわった末、ようやく1つの教会だけ家族撮影OK。
余分なお金も全く取らない様子だったので、そこに決めました。
家族が自由に写真を撮れるか、無理矢理アルバムを作らせるようなことはないか等は、本当に要チェックですよ。
3.それぞれの家族が通える場所かどうか。
教会って、坂の上など行きにくい場所にあることが多いんです。
特に、山の手の高級住宅地内にある教会は行くのが大変。
結婚式の式場選びは、お客様が楽に来ることができるというのも大切なポイントです。
教会選びは、その時点でかなり選択肢が狭まってしまいますが、そこは妥協しない方が良いです。
私たち夫婦は、駅から平坦な道を5分ほど歩いたところにある教会で式を挙げました。
当時、私の兄夫婦には幼児を含め3人も子どもがいたので、行くのが楽だった点は非常に感謝されました。
互いの親もかなり高齢になっていたので、駅から近い平坦な道にある教会にして、本当に良かったと思います。
結婚式の教会選びには、他にも細々とポイントはあります。
ドレスの持ち込みはできるのかとか、披露宴会場と契約しているのかとか、近くでちょっとした食事はできるのか等々・・・。
ドレスの持ち込みができない教会も、やめておいた方がよいですよ。
すでにウエディングドレス業者と契約しており、その衣装を着ることが条件みたいな教会も実際にあります。
自分の思い入れのあるドレスを着て、結婚式を挙げたい。
都民共済・県民共済などで安くドレスをレンタルし、それを利用したい。
そうお望みの方にとって、教会にウエディングドレスを持ち込めるか否かも重要なチェックポイントです。
教会で挙げる結婚式は、多くのカップルの憧れですよね。
特にキリスト教を信仰していなくても、荘厳でロマンティックな気持ちになることができ、一生に何度もない晴れ舞台としてふさわしい場所だと思います。
そのためにも、結婚式を挙げる教会選びは慎重に行ないたいもの。
いくら内装が素敵な教会でも、行くのが大変だったり、よくわからない出費があったりすると何だかつまらないですよね。
上に挙げた3つ(ドレスの件も含めると4つ!?)を入念にチェックして、悔いのない結婚式を挙げてくださいね。