この記事では、小学生から参加できるこども向けのオススメフルートコンクールをご紹介します。
お子様がフルートを習っていると、コンクールの参加に興味が出てきますよね。しかし、フルートコンクールにはさまざまなものがあるため、どのコンクールに参加すればよいのか迷ってしまいます。
そこで今回は、小学生から参加できるこども向けのオススメフルートコンクールをご紹介します!
こどもも参加できるフルートコンクールにはどんなものがあるの?
うちの子にピッタリなフルートコンクールを探したい!
このようなお悩みをもっている方へ向けて、各コンクールの特徴や基本情報をわかりやすくまとめます。ぜひ最後までご覧ください!
※情報は執筆時点でのものです。最新情報は各コンクールの公式ホームページをご確認ください。
【こども向け】小学生から参加できるオススメフルートコンクール3選!
小学生から参加できるオススメのフルートコンクールは、次の3つです。
- 自由曲&動画審査で参加できる!「全日本管楽コンクール」
- 大阪でファイナルに参加できる!「大阪国際音楽コンクール」
- 東北地方にお住まいなら!「仙台フルートコンクール」
1つずつご紹介していきます!
1.自由曲&動画審査で参加できる!「全日本管楽コンクール」
引用:https://wind.classicmusic.tokyo/
「全日本管楽コンクール」は、地区大会から全国大会まですべて自由曲で参加できるコンクールです。そのため、普段練習している曲や好きな曲、得意な曲を選んで、のびのびと演奏できるでしょう。
さらに特徴的なのが、地区大会において「動画審査」と「会場演奏」の2つの参加方法が選べること!
「動画審査」では、自宅やレッスンスタジオで演奏の様子を動画に収め、それをアップロードすることで地区大会に参加できます。「会場演奏」では、生演奏を聴いてもらうことで迫力や個性をアピールできますよ。2つの方法を自分で自由に選択できるため、お子様の個性に合わせて、より実力を発揮しやすい方法で参加できるでしょう。
【部門】小学生の部、中学生の部、高校生の部
【申込時期】9~1月ごろ
【開催時期】地区大会:11~1月ごろ、全国大会:2月ごろ
【会場】地区大会:東京、大阪、兵庫など、全国大会:東京
【曲】自由曲
2.大阪でファイナルに参加できる!「大阪国際音楽コンクール」
引用:https://www.osakaimc.com/guidelines/guidelines-oimc-section-1
「大阪国際音楽コンクール」は、ファイナルが大阪で開催される、国際的な音楽コンクールです。フルート以外にも幅広い分野があり、規模の大きなコンクールです。
大阪国際音楽コンクールは、その名のとおり、ファイナルが大阪で開催されます! 音楽コンクールは多くの場合、ファイナルや本選が東京で開催されるため、地方在住の方には参加ハードルが上がります。しかしその点、大阪国際音楽コンクールなら、大阪近郊や関西圏、西日本にお住まいの方でも参加しやすいですね。
また、地区本選は全国各地で行われるので、全国どこに住んでいても参加できるコンクールです。
それにくわえて、大阪国際音楽コンクールでは、予選が音源審査で行われるという特徴があります!
音源審査では、演奏をCDやDVDに収め、それを送ることで審査に参加できます。また、YouTubeへアップロードしたデータでも参加可能です。慣れた自宅やレッスンスタジオで演奏できるため、リラックスして予選に臨めるだけでなく、何度でも録り直せるので納得いくクオリティを追求できます。
【部門】ジュニア部門
【申込時期】7月ごろ
【開催時期】地区本選:7~8月ごろ、ファイナル:10月ごろ
【会場】地区本選:宮城、東京、神奈川、千葉、愛知、富山、大阪、兵庫、福岡、ファイナル:大阪
【曲】自由曲
3.東北地方にお住まいなら!「仙台フルートコンクール」
引用:https://www.s-musicplaza.com/concouru.html#concouru1
「仙台フルートコンクール」は、東北地方のフルート音楽活性化を目指して設立されたコンクールです。
それまでの東北地方では、フルートコンクール全体への参加人数が少なかったり、東北でどのようなフルート演奏家が活躍しているのかがわかりづらかったり、さまざまな困難を抱えていました。そこで設立されたのが、仙台フルートコンクールです。
現在では、東北のみならず全国からフルート演奏家が集まり、切磋琢磨しています。
演奏曲は課題曲のため、同じ難易度の曲で等しく審査してもらえます。
ただし、小学生が参加できる部門は「中学生以下」の部門です。中学3年生と競い合うことになるため、小学生にとってはかなり難易度の高いコンクールだと言えるでしょう。しかし、腕試しにはもってこいです。実力者たちとスキルを競い合いたい方には、オススメのコンクールです!
【部門】中学生以下部門
【申込時期】不明
【開催時期】10月ごろ
【会場】仙台
【曲】課題曲
ピッタリのコンクールはどれ?オススメコンクール早見表!
ここでは、3つのコンクールの中から、さまざまなシチュエーションやお子様の個性に合わせて、もっともオススメのコンクールはどれかを解説します!
結局、うちの子にピッタリのコンクールはどれ?
このような疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
シチュエーション①時期別
3つのコンクールを、申込時期順にまとめました。「今の時期に申し込みたいなら、どのコンクールがいいの?」とお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
9~1月:全日本管楽コンクール
10月:仙台フルートコンクール
申込期間がもっとも長いのは「全日本管楽コンクール」。各地区大会の1ヶ月前まで、予選の申込を受け付けています。
そのため、9~1月の間ずっとすべての地区大会の予選へ申し込めるわけではないため、注意が必要です。「全日本管楽コンクール」への参加を考えている方は、参加したい地区大会の日程と予選申込期限をしっかり確認してください!
シチュエーション②在住地別
在住地別のオススメコンクールをまとめました! 移動負担をできるだけ少なくしたい方は、ぜひご一読ください。
西日本在住の方は「大阪国際音楽コンクール」がオススメ
東北・北海道地方在住の方は「仙台フルートコンクール」がオススメ
タイプ①腕試しをしたい!
タイプ②コンクール初参加!
こども向けのフルートコンクールに関するよくある質問
Q.コンクールに参加するメリットは?
- レッスンのモチベーションが上がる
- ほかの参加者からよい刺激をもらえる
- 自分の実力を客観視できるようになる